愛知・名古屋アジア競技大会の開会式で、日本選手団の旗手を務めるBMXの中村輪夢選手が注目されています。
「輪夢は何と読むの?」「なぜこの名前?」と気になった人も多いのではないでしょうか。
今回は、中村輪夢選手の名前の読み方・由来や父親など家族構成、学歴、BMXでの経歴をまとめます。
中村輪夢は何者?
アジア大会の開会式で初めて名前を知った人もいるかもしれませんが、BMXでは世界のトップで戦ってきた選手です。
中村輪夢選手は、京都府出身のBMXフリースタイル・パーク選手です。
名前の読み方は「なかむら・りむ」。
2002年2月9日生まれで、2026年9月現在は24歳です。
プロフィールをまとめると以下の通りです。
- 名前:中村輪夢
- 読み方:なかむら りむ
- 生年月日:2002年2月9日
- 年齢:24歳(2026年9月現在)
- 出身地:京都府
- 競技:BMXフリースタイル・パーク
- 出身高校:京都つくば開成高等学校
- 所属:ウイングアーク1st株式会社
3歳からBMXに乗り始め、中学生でプロへ転向。
2019年にはワールドカップ年間王者となり、2022年の世界選手権では日本人選手として初優勝を果たしました。
東京五輪とパリ五輪にも日本代表として出場し、いずれも5位に入っています。
2026年の愛知・名古屋アジア競技大会では日本代表としてBMXフリースタイル男子パークに出場するだけでなく、日本選手団の旗手という大役も任されました。
中村輪夢の名前の読み方・由来は?
「輪夢」という珍しい名前には、中村選手の人生を象徴するような意味が込められています。
読み方は「りむ」です。
名前の音は、自転車の車輪を構成する部品「リム」が由来になっています。
名付けたのは父親の辰司さんです。
さらに漢字の「輪夢」には、「車輪」と「五輪の夢」という意味も込められています。
中村選手が生まれた2002年2月は、ソルトレークシティー冬季オリンピックが開催されていた時期でした。
父親の辰司さんは当時のオリンピックをテレビで見たことから、「五輪の夢」という意味も込めて「輪夢」と名付けたことを明かしています。
その後、中村選手は本当に東京五輪とパリ五輪へ出場。
そして2026年には、日本で開催されるアジア競技大会で日本選手団の旗手まで務めることになりました。
BMXに関係する名前を持つ少年が、そのまま世界トップクラスのBMX選手になったという珍しい経歴です。
中村輪夢の父親は誰?
中村輪夢選手が幼いころからBMXに乗っていた背景には、父親の存在があります。
父親は中村辰司さんです。
辰司さん自身もBMXライダーとして活動した経験があり、京都でBMXショップを経営してきました。
そのため、中村選手にとってBMXは特別に習い始めたスポーツというより、幼いころから身近にあったものだったようです。
中村選手は父親の影響で3歳ごろからBMXに乗り始めました。
5歳で初めて大会に出場し、小学校高学年になるころにはキッズクラスの大会で次々と優勝。
中学生になるとプロへ転向しています。
父親は競技を始めるきっかけを作っただけでなく、その後も中村選手を支えてきました。
世界基準の専用練習施設を作る際にも、中村選手と父親が海外で経験したコースの特徴が取り入れられています。
中村輪夢の母親や兄弟など家族構成は?
世界を転戦する中村輪夢選手を、家族も長く支えてきました。
公表されている情報では、中村選手は父親・母親・姉・本人の4人家族です。
父親が辰司さんであることは本人の競技歴を紹介する記事などでも確認されています。
一方、母親や姉については一般の生活を送っているため、詳しいプロフィールを本人側が広く公表しているわけではありません。
そのため、職業や現在の生活などについて推測で断定することはできません。
父親がBMX経験者だったことから、中村選手は家族の中でも特にBMXが身近にある環境で育ったことが分かります。
中村輪夢の実家はBMXショップ?
3歳からBMXに乗っていた理由を知ると、実家についても気になるところです。
中村輪夢選手の父親・辰司さんは、京都でBMXショップを経営しています。
中村選手は、店に出入りするBMXライダーたちを幼いころから間近で見ながら成長しました。
家の近くに自転車があり、父親自身もBMXに乗るという環境だったことから、自然にBMXへ興味を持ったそうです。
現在の世界的な選手としてのキャリアは、この幼少期の環境から始まったことになります。
ただし、実家は家族が生活する場所でもあるため、詳しい住所などの情報を扱う必要はないでしょう。
中村輪夢の学歴は?高校はどこ?
中学生でプロになった中村輪夢選手は、競技を続けやすい環境を考えて高校を選んでいます。
出身高校は京都つくば開成高等学校です。
通信制の高校で、中村選手は海外遠征や大会への出場と高校生活を両立していました。
プロとして世界各国を転戦していたため、高校時代の登校日数は年間30日程度だった時期もあったといいます。
高校在学中の2017年には、第1回BMXフリースタイル・パーク全日本選手権に出場。
男子エリートクラスで94.75点を記録し、15歳で初代王者となりました。
高校生でありながら、すでに日本のトップ選手として活動していたことになります。
大学へ進学したという情報はJOCの公式プロフィールにはなく、最終学歴は京都つくば開成高等学校とされています。
中村輪夢の経歴は?3歳からBMX一筋
中村輪夢選手のキャリアを振り返ると、かなり早い段階から世界を意識していたことが分かります。
父親の影響で3歳からBMXに乗り始め、5歳で大会へ初出場。
小学校高学年ではキッズクラスの大会で優勝を重ね、中学生でプロになりました。
2017年には世界選手権で最年少ファイナリストとなり7位。
同年の第1回全日本選手権では15歳で優勝し、初代王者となっています。
2019年にはワールドカップで日本人初優勝を達成し、年間ランキングでもトップに立ちました。
そして2022年の世界選手権では優勝。
BMXフリースタイル・パークで日本人初の世界王者となりました。
日本のBMXフリースタイルを世界レベルまで引き上げてきた中心選手の一人です。
東京・パリ五輪では2大会連続5位
名前に「五輪の夢」という意味を持つ中村輪夢選手は、これまで2度オリンピックの舞台に立っています。
初出場は東京2020オリンピックでした。
BMXフリースタイル・パークが初めてオリンピック種目として実施され、中村選手は日本代表として出場。
男子パークで5位に入りました。
続く2024年パリオリンピックにも出場。
決勝では世界でもほとんど成功例のない高難度の技を披露しましたが、結果は東京大会と同じ5位でした。
2大会ともメダルには届かなかったものの、世界トップレベルの選手として存在感を示しています。
X Games大阪では日本勢初優勝
パリ五輪後も、中村輪夢選手は世界のトップカテゴリーで結果を残しています。
2025年6月に大阪で行われたX Gamesでは、BMXフリースタイル・パーク男子で優勝しました。
同種目で日本選手がX Gamesの金メダルを獲得するのは初めてでした。
中村選手にとっても悲願のX Games初優勝です。
地元・関西で行われた大会ということもあり、大勢の観客の前で世界トップの技を披露しました。
さらに2026年4月のJapan Cup名古屋大会でも男子エリートクラスで優勝。
愛知・名古屋アジア競技大会に向けて、国内でも結果を残しています。
愛知・名古屋アジア大会で日本選手団の旗手に
中村輪夢選手が再び一般層からも注目されるきっかけになりそうなのが、2026年9月19日の開会式です。
愛知・名古屋アジア競技大会は、9月19日に名古屋市のパロマ瑞穂スタジアムで開幕します。
日本で夏季アジア競技大会が開催されるのは、1994年の広島大会以来32年ぶりです。
日本からは史上最多となる932選手がエントリーしています。
その日本選手団を先頭で率いる旗手に選ばれたのが、中村輪夢選手とレスリングの藤波朱理選手です。
中村選手は男子選手を代表する形で日の丸を掲げ、開会式に登場します。
競技を普段見ない人にとっても、中村選手の名前や「輪夢」という読み方を知るきっかけになりそうです。
アジア大会ではBMX男子パークに出場
開会式の旗手だけでなく、中村輪夢選手にとって本番となる競技にも注目が集まります。
中村選手は自転車競技のBMXフリースタイル男子パークに日本代表として出場します。
BMXフリースタイル・パークは、ジャンプ台や斜面などが設置されたコースを走り、空中での回転やひねりなどの技を披露する競技です。
技の難易度だけでなく、高さや独創性、完成度なども採点されます。
中村選手は世界選手権優勝やX Games優勝の実績を持つため、自国開催となる今回のアジア大会でもメダル候補の一人です。
開会式で日本選手団を率いた後、競技でどのようなパフォーマンスを見せるのか注目されます。
まとめ
中村輪夢選手は2002年2月9日生まれ、京都府出身の24歳のBMXフリースタイル選手です。
「輪夢」の読み方は「りむ」で、自転車の部品である「リム」と「車輪・五輪の夢」が名前の由来になっています。
父親の辰司さんもBMX経験者で、BMXショップを経営。中村選手は父親の影響で3歳からBMXに乗り始めました。
京都つくば開成高等学校在学中から世界大会へ出場し、2019年にはワールドカップ年間王者、2022年には世界選手権優勝を達成。
東京・パリ五輪では2大会連続5位、2025年にはX Games大阪で日本勢初優勝を果たしています。
2026年9月19日の愛知・名古屋アジア競技大会開会式では日本選手団の旗手を務めるだけに、「輪夢」という名前とともに改めて注目を集めそうです。
