女子バスケットボール日本代表の若き司令塔として注目を集めている田中こころ選手。
20歳ながら日本代表の中心選手となり、2026年にはWNBAドラフトでも指名されるなど、一気に世界へと名前を広げています。
今回は、田中こころ選手は何者なのか、父親・母親や姉などの家族構成、経歴・学歴、身長173cmのバスケットボール選手としての実績まで詳しく見ていきます。
田中こころは何者?
田中こころ選手は、ENEOSサンフラワーズに所属し、女子日本代表でもポイントガードを務めるバスケットボール選手です。
- 名前:田中こころ(たなか こころ)
- 生年月日:2006年1月10日
- 年齢:20歳(2026年9月現在)
- 出身地:大阪府堺市
- 身長:173cm
- 血液型:A型
- ポジション:ポイントガード
- 所属:ENEOSサンフラワーズ
- コートネーム:ココロ
- 出身高校:桜花学園高校
最大の特徴は、ポイントガードでありながら自ら得点を奪える攻撃力です。
スピードを生かしたドライブでリングへ向かうだけでなく、3ポイントシュートも武器としており、「ゲームを組み立てる司令塔」と「自分で点を取るスコアラー」の両方を担える選手として評価を高めてきました。
2025年には女子日本代表に初招集され、FIBA女子アジアカップでいきなり主力として活躍。
さらに2026年にはWNBAドラフトでゴールデンステート・バルキリーズから3巡目全体38位で指名され、日本女子バスケ界でも特に将来を期待される存在となっています。
本格的にバスケットボールを始めたのが中学1年生だったことを考えると、そこからわずか数年で日本代表、さらにWNBAから指名されるまでになった成長速度はかなり印象的です。
田中こころの父親・母親など家族構成は?
田中こころ選手の家族構成は、父親・母親・5歳上の姉・田中こころ選手の4人家族です。
- 父親
- 母親
- 5歳上の姉
- 田中こころ選手
父親と母親については、名前や年齢、職業など詳しいプロフィールは公表されていません。
ただ、田中こころ選手の成長を語るうえで、両親の存在はかなり大きかったようです。
父親・母親はバスケ未経験
意外なのは、父親と母親はいずれもバスケットボール経験者ではないということです。
そのため両親から細かな技術指導を受けていたわけではなく、試合後には精神面について話すことが多かったと田中こころ選手自身が明かしています。
両親は簡単に褒めるというより、良くなかった部分はしっかり指摘し、最後には「自信を持ってやり」と背中を押してくれる存在だったようです。
田中こころ選手は、現在のマインドセットができた背景にも両親の言葉があったと振り返っています。
20歳という若さで日本代表の司令塔を任されても物おじせず、積極的にシュートを狙える強さには、こうした家庭での支えも影響しているのでしょう。
母親がKAGO CLUBへの挑戦を後押し
母親は、田中こころ選手が中学生の頃に大きな転機となったKAGO CLUBへの挑戦も後押ししています。
田中こころ選手は中学校のバスケットボール部に所属する一方、より高いレベルでプレーできるKAGO CLUBの存在を知ります。
そこで母親から「一度体験に行ってみたら」と勧められたことが、参加するきっかけになりました。
その後、中学1年生の冬にトライアウトを受け、約2年間KAGO CLUBに所属。
本人もバスケットボールのスキルの多くをKAGO CLUBで身につけたと振り返っており、母親のひと言がその後の競技人生を大きく動かしたことになります。
5歳上の姉が競技を始めるきっかけ
田中こころ選手には、5歳上の姉がいます。
実は田中こころ選手が球技に夢中になった原点も姉でした。
姉がポートボールを始めたことをきっかけに、田中こころ選手も小学1年生からポートボールを開始。
ポートボールはバスケットボールに近い競技で、田中こころ選手は小学6年生まで続けています。
中学校に入ってから本格的にバスケットボールを始めた時も、「姉と同じ道を進むものだと思っていた」と語っており、姉の存在は田中こころ選手の競技人生にかなり大きな影響を与えています。
田中こころの経歴は?
田中こころ選手は、小学生時代のポートボールを原点に、中学から本格的にバスケットボールの道を歩み始めました。
- 小学1年生:姉の影響でポートボールを始める
- 小学6年生まで:ポートボールを続ける
- 中学1年生:本格的にバスケットボールを開始
- 中学1年生冬:KAGO CLUBのトライアウトに合格
- 中学時代:約2年間KAGO CLUBでプレー
- 2021年:桜花学園高校へ進学
- 高校1年:インターハイ・ウインターカップ優勝
- 2022年:U16女子日本代表
- 高校3年:桜花学園のダブルキャプテンを務める
- 2024年:ENEOSサンフラワーズ加入
- 2024年:U18女子日本代表
- 2025年:女子日本代表に初招集
- 2026年:WNBAドラフトで指名
- 2026年:FIBA女子ワールドカップ日本代表
小学校からミニバスの強豪チームで英才教育を受けていたわけではなく、本格的なバスケ開始は中学生になってからです。
それでも中学時代にKAGO CLUBでハンドリングなど個人技を磨き、高校では全国屈指の名門・桜花学園へ進学しました。
高校入学時には、自分が桜花学園から声をかけられたことに驚くほどだったそうですが、強豪校の練習に参加したことで「ここでやりたい」という気持ちが固まったといいます。
そこから高校1年生で全国2冠を経験し、2年生から主力、3年生ではチームを引っ張る立場へ。
中学から始めた選手が、わずか数年で全国トップクラスの高校の中心選手になったことからも、成長の速さが分かります。
田中こころの学歴は?
田中こころ選手は大阪府堺市で育ち、堺市立浜寺中学校から愛知県の桜花学園高校へ進学しています。
出身小学校は?
田中こころ選手の出身小学校について、学校名は公表されていません。
大阪府堺市出身で、小学1年生から6年生までポートボールに打ち込んでいたことは本人のインタビューから分かっています。
小学5年生の時には一度ミニバスケットボールのチームも体験しましたが、最終的にはポートボールを選び、小学校卒業まで続けました。
出身中学校は堺市立浜寺中学校
出身中学校は、大阪府堺市にある堺市立浜寺中学校です。
中学1年生になってから姉と同じように学校のバスケットボール部に入り、本格的に競技を開始しました。
さらに学校の部活動と並行してKAGO CLUBにも所属。
ここでハンドリングや1対1などのスキルを徹底的に磨き、後の桜花学園進学につながる土台を作りました。
高校は名門・桜花学園高校
高校は愛知県名古屋市にある桜花学園高校です。
女子高校バスケットボール界を代表する名門校で、数多くの日本代表選手を輩出してきました。
田中こころ選手は高校1年生だった2021年に、インターハイとウインターカップの両方で優勝。
2年生からは主力として出場し、3年生になると黒川心音選手とともにダブルキャプテンを務めました。
ゲームキャプテンとして試合中の責任も背負うようになり、この経験が現在のポイントガードとしてのプレーにもつながっています。
高校卒業後は大学へ進学せず、2024年にENEOSサンフラワーズへ加入しました。
田中こころは身長173cm!バスケ選手としての実績は?
田中こころ選手の現在の公式身長は173cmで、ポイントガードとして国内外で実績を積み重ねています。
2022年にU16日本代表へ選ばれた際には171cmで登録されていましたが、現在は173cmとなっています。
女子日本代表のポイントガードとしてはサイズがあり、その身体を生かしたドライブも大きな武器です。
高校1年生で全国2冠
田中こころ選手は桜花学園高校1年生だった2021年に、インターハイとウインターカップの両方で優勝しています。
- 2021年:インターハイ優勝
- 2021年:ウインターカップ優勝
- 2023年:インターハイ準優勝
高校3年間のうち早くから全国トップレベルの試合を経験し、3年生ではキャプテンとしてチームをけん引しました。
年代別日本代表でも活躍
高校時代から日本代表の各年代にも選出されています。
- 2022年:FIBA U16女子アジア選手権 準優勝
- 2024年:FIBA U18女子アジアカップ 3位
U18女子アジアカップでは日本の銅メダル獲得に貢献し、大会のオールスター5にも選ばれています。
国内だけではなく、10代の頃から国際大会で得点力を発揮してきた選手です。
2025年アジアカップで一気にブレイク
田中こころ選手の名前が一気に広く知られるようになったのが、2025年のFIBA女子アジアカップでした。
女子日本代表に初招集されると、最年少クラスながらポイントガードとして存在感を発揮。
中国との準決勝では27得点、オーストラリアとの決勝でも21得点を記録し、日本の準優勝に大きく貢献しました。
大会平均でも14.8得点、5.5アシストを記録し、最終的には大会のオールスター5に選出されています。
代表入りしたばかりの若手が、大一番でこれだけ得点を奪ったことで、日本女子バスケの次世代を担う選手として一気に注目度が高まりました。
2026年WNBAドラフトで全体38位指名
さらに2026年には、世界最高峰の女子プロバスケットボールリーグ・WNBAのドラフトで大きな出来事がありました。
ゴールデンステート・バルキリーズが田中こころ選手を3巡目全体38位で指名。
日本人選手がWNBAドラフトで指名されるのは、1997年の萩原美樹子さん以来となる快挙です。
田中こころ選手は2026年シーズンについてはWNBAへ合流せず、日本代表とENEOSでのプレーに集中することを選択しています。
それでも20歳で世界最高峰リーグから指名を受けた事実は、田中こころ選手の評価の高さを象徴しています。
2026年ワールドカップ初戦で18得点7アシスト
2026年9月には、ドイツ・ベルリンで開催されているFIBA女子バスケットボールワールドカップに初出場しています。
初戦のマリ戦では約20分の出場で18得点、3リバウンド、7アシスト、2スティールを記録。
日本は102対97で勝利し、田中こころ選手も司令塔として白星スタートに大きく貢献しました。
まだ20歳ですが、すでに「将来の日本代表候補」という段階ではなく、日本代表の勝敗を左右する選手の一人になりつつあります。
まとめ
今回は、田中こころ選手は何者なのか、父親・母親などの家族構成や経歴・学歴、身長173cmのバスケットボール選手としての実績についてまとめました。
- 大阪府堺市出身の女子バスケットボール選手
- 2006年1月10日生まれの20歳
- 身長173cmのポイントガード
- 家族は父親・母親・5歳上の姉・本人の4人
- 両親はバスケ未経験ながら精神面で支えてきた
- 5歳上の姉の影響で小学1年生からポートボールを開始
- 中学1年生から本格的にバスケットボールを始めた
- 出身中学校は堺市立浜寺中学校
- 高校は女子バスケ名門の桜花学園高校
- 2024年にENEOSサンフラワーズへ加入
- 2025年アジアカップで準優勝・オールスター5
- 2026年WNBAドラフトで全体38位指名
- 2026年ワールドカップでも女子日本代表として活躍
小学時代はバスケットボールではなくポートボールに夢中になり、本格的なバスケ開始は中学1年生。
そこから桜花学園、ENEOS、日本代表、WNBAドラフト指名まで駆け上がった経歴を見ると、田中こころ選手がどれほど急速に成長してきたのかが分かります。
まだ20歳ということもあり、2028年ロサンゼルス五輪、そして将来的なWNBA挑戦を含め、今後の日本女子バスケットボールを背負う存在としてさらに注目が集まりそうです。
